鹿児島県 種子島 西之表市  
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 水道事業の業務状況について(概要)
平成22年度下半期水道事業の業務状況の概要は、以下のとおりとなっています。
◇収益的収入
 収益的収入については下半期に決算の48.5%を執行しており、ほぼ半分の執行となっています。
 うち、水道使用料については、下半期に決算の49.3%を執行していますが、使用量の多い夏季が上半期に入っていることを考慮すると、下半期の使用割合が例年に比べ高い数値を示しています。本年度の動向としては、前年度と比較すると、使用水量については△0.34%と減少幅が小さくなっており、予算で見込んでいた給水収益を上回っております。
 その他の特徴としては、金利の低下に伴う受取利息が、対前年度比△63.8の大幅減となったことや、雑収益において、新たに水道管破損事故時の断水補償費の徴収開始等により、対前年度比51.58%の増等がありました。
 なお、収益とは別ですが、水道使用料の現年度収納率は99.14%まで向上してきています。

◇収益的支出
 収益的支出については、営業費用で52.8%、営業外費用で59.6%、特別損失で47.3%を下半期で執行しています。営業外費用の執行率の偏りは、消費税及び地方消費税の予算執行が年度末になることが主な原因です。本年度は、修繕費の予算執行残が発生したことから、修繕引当金への繰入を2,500千円程度行い、今後想定される大規模修繕に備えました。また、老朽化に伴うポンプ更新の際に、償却前資産の除却に伴う資産減耗費の増が見られましたが、職員1名減や支払利息の減等各種費用の節減取組みにより、前年度決算と比較して1千万円程度の費用軽減が図られました。

◇資本的収入
 資本的収入については、下半期執行が50.0%となっています。これは、一般会計出資金であるため、上半期と下半期で執行額が同額となることによるものです。前年度と比較すると、借換債や水源開発等施設整備費国庫補助金、公共投資臨時交付金に係る一般会計補助金が皆減となったことから、決算額で△120、999千円△89.91%の大幅減となっています。

◇資本的支出
 資本的支出については、下半期執行が44.5%となっており、主なものとしては、阿曽・西京浄水場のポンプ更新、第3配水池水位計更新、水道システムクライアントPC更新、業務用バイクの導入がありました。ポンプ更新では、償却前更新となり除却費用も通常より多額となったことから、ポンプ寿命延命化のためにも、漏水量の削減に向けた取組を強化する必要があります。水道システムの更新、業務用バイク導入については、規模縮小化更新に資すため、今後の費用軽減に寄与していくものです。

◇まとめ
 平成22年度決算における財政状況は、阿曽浄水場更新以降累積欠損金を抱え依然として厳しい状況が続いておりますが、給水収益が減少する中で、単年度損失(赤字)は、平成21年度の単年度損失16,788千円と比較し7,600千円程度減少の9,100千円程度となる見込みであり、経営改善が進んできている状況です。
 これにより、前年度からの繰越欠損金399,255千円と合わせた当年度未処理欠損金は408,358千円程度となる見込みです。なお、現金預金残高については、前年度比3,207千円減の146,134千円となりました。
 今後の見通しとしては、累積欠損金が4億円を超えていることからも推測がされるように、施設の大規模修繕もしくは更新が発生してきますので資金収支の悪化が見込まれます。事業運営・料金の公平負担の観点からも早急な料金改定実施が必要です。今後の取組みとして、23年度予定の料金改定では資産維持費を新たに算定項目に加え適正料金の設定に努めるとともに、経営に大きな影響を与える施設整備については、ライフサイクルコストを踏まえた施設縮小・効率化整備検討等、現場への経営視点の導入によりPDCAサイクルをきちんと回しながら企業の健全発展が図れるよう努めていきます。

 関連資料
    西之表市財政事情[水道事業業務状況]
     (平成22年10月1日〜平成23年3月31日) [PDFファイル 1.12MB]

 

 ■問い合わせ先
 水道課 管理係
 TEL 0997−22−0271(直通)
 FAX 0997−22−0271